台湾の情報機関が立法院(国会)に提出した報告書で、2020年から現在までに中国スパイ事件で起訴された人のうち、現役・退役軍人が約6割に達していることが分かった。台湾高等法院(高裁)は10日、国防上の機密情報を中国に提供したとして、空軍の中佐と少佐の夫婦に懲役47年と57年の判決を言い渡した。台湾・中央通信社が紹介した情報機関・国家安全局のデータによれば、20年から現在までに中国スパイ事件で起訴された人は159