日本に負けるな!  台湾に相撲の土俵完成、初の常設

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(台北 28日 中央社)台北市の天母野球場の敷地内に台湾初の常設土俵が完成し、27日に土俵開きが行われた。

この土俵は台北市が場所を提供し、日本の空調大手、ダイキンの台湾販売代理店「和泰興業」が設置費用約100万円を負担した。27日のイベントには大相撲の入間川部屋(さいたま市)から入間川哲雄親方と力士6人も招かれ、十両の磋牙司洋之らが立会い稽古などを披露した。

中華民国(台湾)相撲協会の副秘書長でナショナルチームの監督でもある曽志民さんは「台湾の選手はみな恵まれた素質の持ち主だが、練習や活躍の場が少なかった」と話し、土俵設置による台湾相撲のレベルアップに強い期待を示した。

同協会によると、台湾では現在、学生など約40人が相撲に励んでいる。日本の角界にも長年多くの力士を送り出しており、台北出身の劉朝恵さん(元十両栃ノ華朝王)は1985年、春場所の幕下取り組みで4連勝し、台湾の相撲取りとして初めて関取に昇進した。

台湾には、いわゆる日本語世代を中心に熱狂的な相撲ファンが多く、2006年には台湾初となる大相撲巡業が台北で行われ、大変な話題を呼んだ。

来年は南部・高雄市で相撲の世界選手権大会が予定されている。今回の土俵設置は、日本の国技「相撲」が台湾の人々にとってより身近な存在となる大きな一歩になりそうだ。

(編集:羅友辰、高野華恵)