シャビ氏がイラク代表新監督候補に浮上 アーノルド監督との契約交渉は難航 元モロッコ代表指揮官も候補
元スペイン代表で、バルセロナやカタールのアル・サッドで監督を務めたシャビ・エルナンデス氏が、イラク代表の新指揮官候補に浮上しているようだ。
今大会で40年ぶりにワールドカップ出場を果たしたイラク。グループステージはフランス、ノルウェー、セネガルと同組のグループIに入り大会初勝利を目指したが、結果は3戦全敗に終わった。
イラクメディア『Mawazin News』によれば、イラクサッカー協会はチームがグループステージ敗退に終わったものの、グラハム・アーノルド監督の続投を望んでいた。しかし、契約交渉は最終合意に至らず難航。これを受け、協会は代表チームの新指揮官について新たな選択肢を検討しているという。
『beIN SPORTS』は18日、シャビ氏がナショナルチームの監督就任に前向きな姿勢を示していると報道。同メディアによるとシャビ氏は「私の次のステップはナショナルチームになる可能性がある。率直に言って、それは私に合っているかもしれない。私には家族がおり、クラブでは家族と過ごす時間を十分に確保できない。幼い子どももいるからね」と語ったという。さらに、「ワールドカップやEURO、アフリカネイションズカップ、アジアカップといった大会に監督として参加したい」と話し、各大陸選手権やワールドカップで指揮を執ることへの意欲を示していた。
シャビ氏のほかにも、今年3月にモロッコ代表の監督を退任したワリド・レグラギ氏も候補に浮上している。前回のカタール・ワールドカップではモロッコ代表を史上初のベスト4進出へ導き、近年のアラブサッカー界を代表する指導者の一人として高い評価を受けている。代表での実績だけでなく、クラブではモロッコのウィダード・カサブランカをCAFチャンピオンズリーグ優勝と国内リーグ制覇に導いたほか、カタールのアル・ドゥハイルでもリーグ優勝を達成。アラブ圏のクラブと代表チームの双方で豊富な実績を持つことから、新指揮官候補の一人としてリストアップされたと『Mawazin News』は伝えている。
また、かつてイラク代表やヨルダン代表を率いたアドナン・ハマド氏も候補に挙がっているという。現時点で3人の候補との具体的な交渉は始まっておらず、グラハム・アーノルド監督との交渉が再開される可能性も残されているという。一方で、シャビ氏やレグラギ氏、アドナン・ハマド氏といった実績豊富な指導者の名前が候補に挙がっていることは、イラクサッカー協会があらゆる事態を想定し、後任人事の準備を進めていることの表れだと『Mawazin News』は伝えている。

