この死神、実はダンボールです 全高160cmの大型アートが夢に出てきそう

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 鈍く輝く鋭利な鎌と、おどろおどろしい色合いの身体、そして頭巾の向こうから虚ろにのぞく髑髏。実はその正体は……。

 ダンボールアーティストのンボールさんがXに投稿した“死神”が話題を集めています。

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■ 鎌も髑髏もローブも、全部ダンボール!本物感たっぷりな立体作品「シニガミ」

 ンボールさんがXに投稿したのは、部屋の一角に鎌を持って佇む死神の立像。全高160cmにもなる大型作品「シニガミ」です。

 今にもこちらの命を奪いにきそうなリアリティたっぷりの作品ですが、実はこちらダンボール製。

 鎌もローブも髑髏も、すべてがダンボールでできています。写真を拡大してみれば折れ目や質感でそうとわかるのですが、遠目に見る限りはまったくわからないほどです。

 色をあえて黒と白の死神カラーにせず、ダンボールの茶色を残していることが、かえって“本物感”を際立たせています。

 ンボールさんの投稿は1.8万件を超すいいねを集め、コメント欄には「世の中とんでもない人がいるんだなぁ」「でかい!動き出しそう」「ダンボールなのもう色くらいですよ!?」といったコメントが多数寄せられています。

 毎年ハロウィンの時期にあわせて作品を作っているというンボールさん。今回の「シニガミ」は昨年2025年用のものでしたが、スケジュールがずれ込んでしまい、半年ほど遅れて2026年7月の完成となったそうです。

■ 全高は160cm 大型アートに込められた工夫とこだわり

 この作品はビジュアルのリアリティはもちろんですが、何より驚かされるのがその大きさ。

 全高は160cmもあるそうで、163cmしかない筆者からすると、相対すれば目線がほぼ同じ。間違えて真夜中にでもこの作品が置かれている部屋に入ってしまえば、失神まっしぐらです。

 これだけのサイズの作品を作るにあたって「家から撮影ブースに運搬するために分離、折り畳みが出来るようにしないといけない」とンボールさん。

 それでいて自立、姿勢固定も目指したそう。死神が着ているローブの中にはワイヤーが張り巡らされており、さらに服のように畳める構造になっているとのこと。髑髏は取り外しが可能で、鎌も2つに分割できるなど、随所にサイズと運搬性を両立させるための工夫があります。

 ンボールさんが作品の中で最もこだわったのは髑髏の部分。頭蓋骨の画像をよく観察したり、模型を購入して参考にするなどして、リアルさを追求したのだとか。

 確かにローブや鎌は拡大すればダンボールだとすぐ分かりますが、髑髏部分はそうではありません。

 ダンボールっぽさがかえって「皮膚」や「肉」にも似た質感を放ち、髑髏に生物感のようなものを与え、より本物へと近づけています。

 「シニガミ」は現在会社の倉庫にしまってあるため、どこかに展示するなどの予定はなし。

 ただ今後の活動次第では個展も視野に入れているそうで、ゆくゆくはどこかで実物が見られるかもしれません。

 このリアリティたっぷりな死神像は是非とも間近で見たい気持ちはありますが、間近で見たら夢に出てきそうです。

<記事化協力>
ンボール@ダンボールアート さん(@NBO26551241)

(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By ヨシクラ ミク | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026071703.html