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ある民間企業の調査で、今年の夏休みに「外出しない」と答えた人が4割を超え、その理由の1位が5年連続で「暑さ」だったことがわかりました。物価高の影響も大きく、夏休みの過ごし方に変化が出ているようです。日本テレビ報道局・小栗泉特別解説委員が解説します。

■「外出しない」41.6%、理由1位は「暑さ」

ある民間企業が全国の20代から50代の1120人に、7月から9月の期間にまとまった休みを取得して旅行や帰省など外出をする予定があるか尋ねたところ、「外出しない・自宅等で過ごす」と答えた人が41.6%にのぼったことがわかりました。その理由の1位は「暑いので外出したくない」で、5年連続でトップでした。
巣ごもり傾向を強めるもう一つの理由が、2位の「物価高で家計が厳しいため」です。「物価高」を理由にあげる人は年々増えており、2022年の21.4%から今年は40.6%まで増加しています。

■夏休み予算は平均8万5145円、5年ぶりに減少

物価高は夏休みの予算にも大きく影響しています。一世帯当たりの平均予算は今年は8万5145円で、去年よりおよそ2万円も減っています。これは4人家族で計算すると1人あたり2万円余りとなります。
夏休みの予算はコロナ禍が明けてから増加傾向にありましたが、今回5年ぶりに減少に転じました。また、外出すると答えた人も行き先は国内が中心で、海外旅行は円安などの影響もあり、去年から半減しているということです。

■旅行者も「日数を減らす」など節約志向

――かなり節約志向の夏休みとなりそうですね。
小栗さん
「はい。旅行に行くと答えた人でも節約するため、様々な工夫をしているようです。去年の旅行との違いを聞いたところ、『旅行の日数を減らす』『宿のグレードを下げる』『お土産を減らす』などの回答が去年より多く、極力費用を抑えながら楽しもうという傾向が見られました」

■約3人に2人が旅行プランに生成AIを活用

このアンケートでは、およそ3人に2人が「旅行プラン」を考えるときに生成AIを活用していることもわかりました。旅行の計画や旅先でのリサーチを行うツールとして、生成AIが使われているようです。

■生成AIが提案する「予算8万5145円」の過ごし方

そこで、4人家族を想定して生成AIに「予算8万5145円で、暑さや物価高の影響を受けないおすすめの夏休みの過ごし方は?」と質問してみました。すると、様々なプランが提案され、例えば「夏の酷暑を避けるなら、一気に標高を上げるのが正解です」として栃木県の那須高原を紹介したり、より費用のかからない近場で、エアコンがきいている博物館や科学館などがおすすめされたりしたということです。

(7月9日放送『news zero』より)