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南米ベネズエラで起きた大規模な地震は、発生から1週間となりました。死者は2200人を上回り、けが人も1万1000人を超えています。

■「これ崩れたら終わりだなと…」

南米・ベネズエラの首都カラカス。高いビルが立ち並び、多くの車が行き交う道路。およそ208万人が生活しています。この街の景色は、1週間前を境に一変しました。

ベネズエラ北西部を襲った大規模地震。マグニチュード7を超える地震は、およそ40秒の間隔をあけて2度襲いかかり、多くの建物が跡形もなく倒壊しました。今月1日で地震の発生から1週間がたちますが、ベネズエラの国会議長によりますと、これまでに2295人が死亡し、1万1267人がけがをしたといいます。

地震が起きたその瞬間、カラカスにいたという日本人に話を聞くと…

40年以上カラカス在住・高橋育雄さん「すごい揺れ、初めてですねこんなでっかい揺れ。40年以上住んでますけど初めてです。もう死ぬかなあ、これ崩れたら終わりだなと思ったくらいで」

いま不足しているというのが…

40年以上カラカス在住・高橋育雄さん「(不足しているのは)キャンピング用のテントです。カラカスでも路上にテント張って住んでる人いますよ。要するにもう家に住めないから、小さいテントばーって張って、そこで赤ちゃん抱いて、ミルク与えてる女性なんかいましたよ」

■「基本的にあらゆるものが足りていない状況」

街のいたるところにあるがれきの山。そのがれきをかき分けての懸命な救助活動は毎日続けられ、連日、救われている命。

救助している人「お母さん、あなたは本当に強い。本当に強い」

生後18日の赤ちゃんとその母親も、数日ぶりに救助隊員らによって助け出されました。一方で、救えていない命も数多くあります。

フアン・アンドラーデさん「家族全員がまだそこにいます。母、妹、娘、義理の弟、そして妻、みんなまだあの下です。初日と2日目はここから、上から、あちらから人々を救出したが、3日目からは誰も生きたまま救出できていません」

行方不明者を捜すためのウェブサイトの登録者数はおよそ4万人。世界各国から派遣された4000人以上の救助隊員が、いまも捜索を続けているといいます。

そんな中、日本からも支援活動のために現地入りしたNGO団体があります。

「バレンシアの空港に到着しました。荷物どけて移動なんですけど、いろんな国のレスキューチームや医療チームが来ていて」

その団体「ピースウィンズ・ジャパン」が撮影した映像では、もともと学校だった場所がいまは病院として扱われていて、廊下などにマットレスをしいて治療をうけている状態だといいます。いま足りていないものは…

ピースウィンズ・ジャパン ポーマン真理子氏
「基本的にあらゆるものが足りていない状況。水や避難所に関してはトイレだったり、安心して生活できるような居住空間がまだ全然足りていない。衛生環境が一番厳しい部分だと思う。避難所に対して5000〜6000人がテントの中で暮らしているのに、トイレの数が数個しかない。手を洗う場所が見渡しても探せない。最初の数日はなんとかいっているが、その環境が続くと衛生環境が悪化したり、それによって新しい病気がまん延して二次災害が起こるのではと危惧している」

(7月2日放送『news zero』より)