久保と冨安の同時エントリーは実現するのか。(C)SOCCER DIGEST

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 北中米ワールドカップの開幕まで残り約2か月となり、サッカーファンの興味は「誰がメンバーに選ばれるか」に集中している。

 できればベストコンディションの26人を選びたい。これが理想形だ。ただし、現実はそう甘くない。実際、森保ジャパンは複数の怪我人に悩まされており、「伝説の1軍はいつ見られるのか?」などと他国のメディアに報じられた。

 3月の英国遠征では、怪我やコンディション不良でワールドカップ経験者の久保建英冨安健洋板倉滉遠藤航南野拓実、長友佑都が選外となった。左ハムストリングを痛めた久保、背中を負傷した板倉、右ハムストリングの軽度負傷だった冨安は復帰間近との報道もあるが、左膝前十字靭帯断裂の南野、左足首負傷の遠藤はリハビリ中、右ハムストリング肉離れの長友はそれ以外の詳細が明かされていない。

 ワールドカップに向けて彼ら6人は現時点で“不確定要素”と言える。そろそろピッチに立ちそうな久保、板倉、冨安に対し、遠藤、南野、長友は不透明。となると、遠藤、南野、長友は現段階でメンバー入りが怪しいと表現せざるを得ない。
 
 ワールドカップを戦ううえで、できれば不確定要素は減らしたい。それが一般的な考え方だろう。その前提で判断すると、久保、板倉、冨安をメンバー入りさせた場合、遠藤、南野、長友の落選は十分にあり得る。

 あくまで選ぶのは森保一監督だが、ポジションは違えどこの6人の中でメンバー2〜3枠を争う構図になりそうだ。今断言できるのは、ただひとつ。W杯26枠の行方を左右する6人の同時選出は消えつつある。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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