精神科医、臨床心理士、公認心理師である生活に役立つメンタルヘルスが、自身のメンタルヘルスチャンネルで「心の病気が治りにくい人に知ってもらいたいこと」と題して解説を行った。鬱病や接触障害、パニック症、心身症などが改善されにくい背景には、軽度の発達障害が隠れている場合があると指摘した。

発達障害は生まれつきの脳の発達の偏りによる問題で、周囲の人の気持ちを読むのが苦手だったり、物事へのこだわりが強いといった特徴が現れることがある。生活に役立つメンタルヘルスは「発達障害が軽い場合、単にやんちゃと捉えられることが多く、問題が見過ごされがちです。しかし、無理をして環境に適応しようとすると、心の病が悪化します」と説明した。

また、「重ね着症候群」と呼ばれる概念を提唱し、2004年に精神科医の木野笠隆之が名付けたと紹介。発達障害の診断がつかないまま心の病気が重なることが、治療の長期化の原因であると指摘した。「これはまるで心の病気という服の下に、もう一枚発達障害という服を着ていたようなものです」と例えた。

動画の終わりに、生活に役立つメンタルヘルスは「発達障害の治療や環境の見直しが必要不可欠で、自分に合った生き方を模索することが重要です」と発言。視聴者に対し、チャンネル登録と高評価を促し動画を締めくくった。

チャンネル情報

このチャンネルでは、精神科医とカウンセラーが「生活に役立つメンタルヘルス」の情報を発信するチャンネルです。うつ病、パニック障害、統合失調症、などの精神疾患に関することだけでなく、発達障害やストレスケア、心理学など様々なことについて発信していきます。ミーデン株式会社運営https://meden.co.jp/