88分にピッチに投入され、復帰を果たした梶川。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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[J2第40節]磐田 1−1 東京V/10月28日/ヤマハスタジアム

 J1自動昇格圏内を目ざす東京ヴェルディにとっても、ファン・サポーターにとっても嬉しいニュースだ。

 1−1の引き分けに終わった40節・ジュビロ磐田戦で、東京ヴェルディのMF梶川諒太が、6か月半ぶりに戦列復帰を果たしたのだ。

 この日はベンチスタートで、「強度の高い熱いゲームをやっていたので、チャンスがあれば入っていきたいと思っていた」という梶川は、88分に森田晃樹との交代でピッチに立つと、手を叩いてチームメイトを鼓舞。出場時間は短かったが、タイムアップの笛が鳴るまで全力で走り続けた。
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「試合前のアップから何度も自分のチャントを歌ってくれて、交代の時もその声が聞こえてきて、心にくるものがありました」

 梶川は今季、開幕からの8戦で7試合・2得点と主力として活躍していた。しかし、4月8日の8節・清水エスパルス戦で負傷交代。右膝前十字靭帯損傷(全治8か月の見込み)と診断され、リハビリを続けていた。

「自分ひとりの力では乗り越えられなかったです。たくさんの方に支えられましたし、トレーナーも付きっ切りでやってくれて、感謝しかないです」

 涙を目に浮かべながら、家族への想いも明かす。

「家族もピッチで戦っている姿を見たいって想いがあったと思います。(僕がピッチに)戻っていく姿を想像するだけで泣いてくれていたので...。まずは元気な姿を見せられたのは良かったです」

 リーグ戦は残り2試合。J1自動昇格圏内の2位に入れる可能性を残す東京Vには、引き分けではなく勝利が求められる。「チームの力になって、昇格させられるように頑張りたい」と語る梶川の活躍に期待だ。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)