タナベ経営、株主優待を廃止して、今後は配当重視に 方針を転換して「1株あたり1.5円」の増配に! 従来は 3000円相当の手帳がもらえたが、2020年9月で廃止

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 株式会社タナベ経営が株主優待を廃止することを、2021年5月14日の15時10分に発表した。

 タナベ経営の株主優待は、これまで毎年9月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「100株以上の株主に『ブルーダイアリー手帳(オリジナル革表紙・3000円相当)』を贈呈」というものだった。

 しかし、タナベ経営の株主優待は2020年9月末時点の株主に実施された分を最後に、廃止となる。

 タナベ経営が株主優待を廃止する理由は「慎重に検討を重ねてまいりました結果、株主の皆さまの持株数に応じた剰余金の配当、加えて中長期的には自己株式買いによる株主還元が適切であると判断し、このたび、株主優待制度を廃止することといたしました」とのことだ。

 なお、タナベ経営は株主優待の廃止と同時に、2021年9月30日を基準日として、1株⇒2株の株式分割を実施することを発表。さらに、2021年3月期決算短信の中で、2022年3月期の配当予想を23円とすることも発表している。前期の年間配当は43円だが、1株⇒2株の分割を考慮すると増配になる。
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タナベ経営の株主優待制度の詳細と利回りは?

◆廃止されるタナベ経営の株主優待制度の詳細
基準日 保有株式数 株主優待内容
9月末 100株以上 ブルーダイアリー手帳
(オリジナル革表紙・3000円相当)

 タナベ経営の2021年5月14日の株価(終値)は1378円なので、株主優待が廃止されていなければ、利回りは以下のようになっていた。

(100株保有の場合)
投資金額:100株×1378円=13万7800円
優待品:手帳(3000円相当)
優待利回り=3000円÷13万7800円×100=2.17%

 タナベ経営の株主優待は3000円相当の手帳だったが、今回「廃止」が発表された。毎年、手帳をもらうことを楽しみにしていた個人投資家も多そうだが、それよりも増配や株式分割を好感する個人投資家のほうがより多いと考えられる。実際、SBI証券の夜間取引(PTS取引)では一時、当日(5月14日)の終値1378円より78円高い1456円(+5.66%)を記録しており、今後の株価の動向にも注目だ。
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 タナベ経営は老舗の経営コンサルティング会社。本社は大阪市。2021年3月期(通期)の連結業績は、売上高92億1300万円(前期比1.9%減)、営業利益7億5100万円(前期比23.9%減)、経常利益7億7100万円(前期比24.0%減)、当期純利益4億9800万円(前期比28.4%減)と、コロナ禍で失速。2022年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高102億円(前期比10.7%増)、営業利益9億円(前期比19.7%増)、経常利益9億円(前期比16.6%増)、当期純利益5億7000万円(前期比14.4%増)と、復調を見込む。

■タナベ経営
業種コード市場権利確定月
サービス業9644東証1部9月末
株価(終値)必要株数最低投資金額配当利回り
1378円100株13万7800円3.33%
【タナベ経営の最新の株価・株主優待の詳細はこちら!】
※株価などのデータは2021年5月14日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。