JR東日本が異例の“生”データ外部提供のワケ
データは自然による原因不明の影響などを受けた“生”のデータであり、理論化が難しい。審査では、高得点の応募案件に対し「ノイズ除去などの前処理をかなり丁寧に行っている」などといったコメントが寄せられた。審査にはJR東関係者のほか、辻井潤一産業技術総合研究所人工知能研究センター長、杉山将理化学研究所革新知能統合研究センター長らが参加した。
鉄道線路は各地で老朽化が進む上、保安員の高齢化などに伴う人手不足が課題。ビッグデータ活用により「少しでも作業を効率化できれば」と伊勢常務執行役員は期待する。同社はコンテストで得た知見や人的ネットワークを生かし、オープンイノベーション型の課題解決を目指すという。
今回のコンテストは、経産省が推し進める「IoT推進ラボ」事業の一環。審査結果は27日に東京都内で開く表彰式で発表する。
