『何がジェーンに起ったか?』を完コピしたジェシカ・ラング&スーザン・サランドン
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 ロバート・アルドリッチ監督の名作『何がジェーンに起ったか?』(1962)の水面下で繰り広げられたベティ・デイヴィスとジョーン・クロフォード、大女優同士の壮絶なバトルを描くドラマ「FEUD: Bette and Joan」が、「フュード/確執 ベティvsジョーン」の邦題で9月29日よりスターチャンネルで放送される。

 本作は、「Glee」「アメリカン・ホラー・ストーリー」シリーズなどで知られるクリエイター、ライアン・マーフィー製作によるアンソロジー・シリーズの第1弾。現地時間13日に発表されたテレビ界のアカデミー賞と称される第69回エミー賞のリミテッドシリーズ/テレビムービー部門で、作品賞はじめ監督賞、脚本賞など計18ノミネートを獲得。ベティ・デイヴィス役のスーザン・サランドンとジョーン・クロフォード役のジェシカ・ラングが主演女優賞にWノミネートとなった。

 『何がジェーンに起ったか?』は、かつて子役スター”ベビー・ジェーン”として一世を風靡したジェーン(デイヴィス)と、車の事故以来車いす生活を送る元実力派女優の姉ブランチ(クロフォード)の物語。ブランチを監禁し、暴力をエスカレートさせていくジェーンの狂気じみた日々の果てに衝撃的な秘密が浮かび上がるサイコサスペンスで、劇中のキャラクターを完コピしたサランドン&ラングのビジュアルは圧巻。デイヴィスとクロフォードにいかなる確執があったのか? 劇中さながらのバトルが繰り広げることに期待したい。(編集部・石井百合子)

『フュード/確執 ベティvsジョーン』は9月29日より毎週金曜夜11:00ほか、BS10 スターチャンネルにて放送予定
(9月23日第1話先行無料放送)