マンフロットがカメラバッグ再編、4カテゴリ合計52製品投入。KATAブランド統合も5年保証は継続
マンフロットと言えば、コンシューマー向けだけでなく、プロフェッショナルユーザーにも愛用されてるイタリアの三脚メーカー。スチル・ビデオカメラ用の三脚、雲台、その他撮影機材を提供しています。傘下のKATAはイスラエル発のカメラバッグブランドで、今回のブランド統合により既存製品は在庫限りとなります。
1974年創業のマンフロットは、1989年に英国企業 Vitec Group の傘下に入り、2006年に日本法人を設立しました。カメラ周辺機材を扱うVitec Groupのイメージング部門は、フランスの三脚メーカーのジッツォやイスラエルのカメラバッグメーカーのKATAなども傘下に収め、最近ではLED照明機器やスマートフォン用の撮影機材(ケースやコンバージョンレンズ、三脚など)なども供給しています。
マンフロットはKATAのラインナップとあわせ、ターゲットユーザなどにより4つの製品ライン(カテゴリ)に再編し、6月下旬より合計52製品を市場に投入します。4カテゴリは以下の通り。
マンフロット PROFESSIONAL(プロフェッショナル)
保護性能が高く大容量な製品群。レンズやライトなど撮影機材を収納してスタジオ間を移動するなどのプロ向け
マンフロット PRO-LIGHT(プロライト)
軽さと保護性能を両立させた機動力重視の製品群。取材やアウトドアなどアクティブに機材を持ち運ぶユーザ向け
マンフロット ADVANCED(アドバンス)
幅広い用途を想定した製品群。KATAの人気ラインナップがマンフロットのデザインに
マンフロット STILE(スティーレ)
普段使いとして通勤通学、タウンユースなどにも使用できるファッション性の高いモデル
KATAはカメラバッグのトッププランドで、放送局や制作会社などの映像分野、カメラマンなどプロフェッショナル分野での愛用者も多く、カメラバッグといえばKATAといった製品イメージもありました。今回のラインナップ統合により、KATAブランドはマンフロットになります。
その結果、KATAブランドの黒地のナイロン素材に黄色のインナーという象徴的なデザインが、マンフロットの黒地に鮮やかな赤の配色に刷新。KATAの質実剛健なイメージはファッショナブルで洗練されたイメージへと変わります。
カメラバッグは3層構造のCPS(カメラプロテクションシステム)機構を採用。新たに多層構造素材としてExo-tough(エックスオータフ)を使用し、外部からの衝撃を吸収します。これらの素材、機構を採用することによって、従来モデルの保護性能を確保しながらシェルを薄くし、重さも軽減できるとしています。
なお今回発表したカメラバッグの中では、普段使いのSTILEは一見するとカメラバッグには見えないデザインとなっています。刷新したラインナップは、人間工学に基づいた負荷分散(重量分散、疲労軽減)を考慮した設計で、実際にいくつかのバッグを手に取ってみると、ナイロンバッグでありながら固い印象だったKATA製品に比べ、手触りや持ったり背負った時の印象が手や体のラインになじみ快適と感じました。
気になるのは現在のKATAブランドのバッグですが、既存製品は在庫限りとなります。5年保証は継続しますが、返品交換などは、KATAブランドではなくマンフロットの新しいラインナップから同等品交換になる場合もあります。マンフロットの保証は2年の基本保証で、製品登録により3年間の延長保証が受けられます。
