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 ◇ナ・リーグ カブス10―5ドジャース(2026年8月3日 シカゴ)

 カブス鈴木誠也外野手(31)が3日(日本時間4日)、本拠でのドジャース戦に「2番・右翼」で出場。初回に出場7試合ぶりの19号2ランを放つなど、4打数1安打2打点の活躍で勝利に貢献した。チームは投打のかみ合う快勝で貯金を今季最多タイの15とし、ナ・リーグ首位のブルワーズとのゲーム差を5.5差に縮めた。

 豪快な一撃でチームに流れを引き寄せた。3点を先行されて迎えた初回の攻撃。無死一塁の場面で打席に立った鈴木はドジャース先発・ロブレスキがカウント1―1から投じた94.6マイル(約152.2キロ)高め直球をフルスイング。左中間スタンドへライナー性の打球を突き刺した。打球速度106.6マイル(約171.6キロ)、飛距離367フィート(約111.9メートル)、角度20度。弾丸ライナーの19号2ランに本拠には大歓声が渦巻いた。

 会心の一発で連続試合出塁を21に伸ばすと同時に、4年連続20本塁打にもリーチをかけた。日本選手としては21年から6年連続で記録している大谷翔平以来、2人目となる大記録。大谷翔平の眼前での達成にも期待がかかる。

 右翼の守備でも魅せた。7―4の6回1死、頭上を越え、フェンスに直撃したタッカーの打球を素早く処理。強肩を生かし、二塁へワンバウンド送球し、打者走者をタッチアウトにした。完璧なレーザービームに、鈴木は右拳を振り下ろし、雄たけびを上げる。本塁打同様に、またしても観客は大興奮だった。

 鈴木の2ランに触発されるように、カブス打線が活発化した。2―3の2回2死一塁、9番・アルカンタラがメジャー初本塁打となる逆転2ランを放ち、4―3の3回には4番・ケリーが左越えに7号2ラン。中盤にも着実に得点を重ね、ドジャースを突き放した。

 4日(日本時間5日)にはタイガースからトレードでドジャースに移籍した2年連続サイ・ヤング賞投手のスクバルと対決する。最強左腕を打ち崩して逆転でのリーグ優勝へ、さらなる弾みを付ける。