【W杯】ラウタロ・マルティネス涙の決勝ゴール「イングランドは疲れていた」後半AT“有言実行”ヘッド
◇W杯北中米大会決勝トーナメント準決勝 アルゼンチン 2―1 イングランド(2026年7月15日 アトランタ)
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会は15日(日本時間16日)、準決勝残り1試合が行われ、前回王者アルゼンチン(FIFAランキング3位)がイングランド(同4位)に2―1で逆転勝ちし、2大会連続で決勝へ進出した。19日(同20日)の決勝では1958、62年大会のブラジル以来64年ぶりとなる2連覇を懸けてスペイン(同2位)と対戦する。
1986、98年大会でイングランドを破ったときと同じ濃紺のアウェー用ユニホームをまとったアルゼンチンは、後半10分に先制されてから猛攻を仕掛けた。相手GKのスーパーセーブに何度も阻まれ、これまでかと思われた後半40分、FWメッシ(マイアミ)のパスを受けたMFフェルナンデス(チェルシー)が豪快なミドルシュートを叩き込んで同点。アディショナルタイムの後半47分にはメッシの右クロスをFWのラウタロ・マルティネス(インテル・ミラノ)がヘディングで叩き込み、勝ち越しゴールを決めた。
劇的な逆転勝ちにラウタロ・マルティネスは試合後のインタビューで思わず涙。「父が初めてスパイクを買ってくれた時から、こんなゴールを決めることを夢見ていた。アレクシス(マカリテル)に“俺がゴールを決める”って言ってたんだ。途中出場して試合を決めるって。そしたら、ボールが俺のところに来たんだ」と感情を抑えきれずに話した。
怒とうの反撃も堅守のイングランド相手にゴールが遠く、2連覇の夢は途切れるかと思われた。しかし、ラウタロ・マルティネスは「イングランドは疲れていた。60分間ずっとプレッシャーをかけていて、力を使い果たしていた」と分析。「守備を固めてきたおかげで、ボール回しが楽になり、ピッチを広く使うことができた。結果的に2ゴールを決めて、3年半ぶりにW杯決勝に進出できた。このチームがどれだけの力を持っているか、改めて実感した」と胸を張った。

