アイスランド戦やオランダ戦で活躍した小川をもっと起用すべきだった。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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「上田綺世に頼りすぎていた」

 元JリーガーでW杯戦士の鄭大世氏は、北中米ワールドカップでベスト32に終わった日本代表の戦いを振り返り、そう分析した。

「勢いそのままにメンバー入りした塩貝健人はブラジル戦で起用されず、後藤啓介もチュニジア戦で使われただけ。センターフォワードは上田への依存度が高かった」

 鄭大世氏が「勿体ない」と指摘したのは、小川航基の起用法だ。

「あえて批判を述べるなら、監督が選手に気を使いすぎた。グループステージで出番がなかった町野修斗をブラジル戦で起用したのも、僕からすれば『なんで?』だった。町野が悪いわけではなく、チーム全体のバランスを重視しすぎる悪い面が出た。アイスランド戦、オランダ戦で結果を残した小川を、なぜブラジル戦で使わなかったのか」
 
 さらに元FWの鄭大世氏は、小川を継続して起用すべきだったと持論を展開する。

「あれだけ結果を出していた流れで小川を継続的に使わなければ、コンディションは落ちてしまいます。だから、チュニジア戦でも途中から出場させるべきだった」

 チュニジア戦で後藤を抜擢した森保一監督の意図には理解を示しつつも、「小川という個を殺した」と鄭大世氏は指摘。上田への依存度が高かった一方で、好調だった小川の勢いを生かし切れなかった采配に疑問を呈した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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