メジャーの速球はさらに高速化 平均94・7マイル、6年連続で最高更新へ
AP通信は14日、メジャーのフォーシーム平均球速が今季94・7マイル(約152・4キロ)に達し、6年連続で過去最高を更新するペースだと報じた。
昨季の94・5マイル、計測開始の2008年の91・9マイルを上回っている。今季は右投手全体で95・2マイル、右の救援投手では95・6マイル。3Aでも平均93・6マイルまで上昇した。レッドソックスのチャド・トレーシー監督は「今は3Aでも、ブルペンから出てくる投手のほとんどが95マイル以上。昔は下位の救援投手なら88マイル程度のこともあった」と変化を語った。
平均100マイルに達している投手は6人。アスレチックスのメーソン・ミラーが101・3マイルでトップ、ドジャースのエドガルド・エンリケスが100・6マイルで続く。ブルワーズの先発ジェイコブ・ミジオロウスキーも100・5マイルを記録している。
一方でフォーシームの使用率は30・4%と減少し、シンカーやカッター、オフスピード系が増加。球速だけでなく球種の多様化も進み、打者にとって対応は一段と難しくなっている。今季のメジャー全体の打率は2割4分4厘。高速化が進む一方、長期的な故障リスクとの両立も課題になっている。

