気象予報士の松浦悠真氏が、YouTubeチャンネル「マニアック天気」にて「【6月まとめ】高温予想が一転 久しぶりの梅雨寒はなぜ起きた?|天候まとめ #マニアック天気 #長期予報 #予報検証」と題した動画を公開した。2026年6月の天候を振り返り、当初の高温予想が外れて「梅雨寒」となった原因について、ジェット気流の蛇行などの専門的な視点から詳しく解説している。

松浦氏はまず、6月の天候データを示し、「北日本は高くなりましたが、東日本から西日本、南西諸島はだいたい平年並みの気温」になったと説明する。特に東日本から西日本の太平洋側では低めとなり、「この近年では珍しい気温の分布」になったという。降水量は全国的に多く、日照時間は少なくなるなど「梅雨らしい梅雨だった」と振り返った。

続けて、5月末に発表された1ヶ月予報の検証を実施した。全国的な高温予想が外れた最大の要因について、上空の寒帯前線ジェット気流の蛇行の読みが「だいぶ甘かった」と指摘する。大陸付近の強いリッジとトラフの位置が予測より西にずれたことで、オホーツク海の上空に新たなリッジが形成されたと語る。

この結果、オホーツク海高気圧が強まり、下層の冷たい空気が日本付近に入りやすくなったことで、「高温予想が一転して低温の傾向に変わった」と、予報と実況にズレが生じたメカニズムを明らかにした。

最後に松浦氏は、7月は一転して高温になると予測。「この6月が比較的過ごしやすかった分、7月の暑さがかなり体に応えるかなと思います」と述べ、熱中症への注意を強く呼びかけた。気象予測の難しさと、その背後にあるダイナミックな大気の動きを知ることができる興味深い内容となっている。

チャンネル情報

マニアック天気へようこそ!気象予報士の松浦悠真です。こちらはマニアックな天気解説をするチャンネルです。静岡のテレビ局で気象キャスターもやっています。皆さんの命は僕が守ります。所属:(株)ウェザーマップ メンバーシップ加入でさらにマニアックな気象情報を受け取れます!仕事の依頼はウェザーマップまで。