気象予報士の松浦悠真が、YouTubeチャンネル「【マニアック天気】松浦悠真」で「【猛暑&大雨&台風】夏は近年レベルの高温か 大雨・台風リスクも高い|3か月予報」と題した動画を公開した。動画では、気象庁が発表した7月から9月の3か月予報に基づき、今年の夏も厳しい猛暑が続くことに加え、大雨や台風のリスクが高まるという見通しが解説されている。

松浦はまず、全国的に気温が高い傾向となり、東日本、西日本、南西諸島を中心に高温が予想されると説明。降水量についても全国的にほぼ平年並みであるものの、北日本から東日本の太平洋側や沖縄・奄美などでは少し多雨側に確率が寄っているという。

その背景として、松浦は専門天気図を用いて詳細なメカニズムを解説している。太平洋赤道域の海面水温が高い状態が続くことでエルニーニョ現象が続く予想となっており、インド洋では正のインド洋ダイポールモード現象の影響が見られると指摘。さらに、日本付近の偏西風が北寄りを流れやすいことに加え、日本の南側にある赤道付近の低気圧性循環の偏差が明瞭であるため、太平洋高気圧の北への張り出しが強まると分析した。

こうした条件が重なることで、7月から8月にかけて亜熱帯高気圧が強めに張り出し、「今年も猛暑が予想される」と松浦は語る。また、8月頃には北日本付近に気圧の谷が予想され、秋雨前線の出現が早まる可能性にも言及。さらに、日本の南海上には深い気圧の谷が予想されており、低気圧性循環が非常に明瞭になっていることから「今年は台風の発生が多くなってくるんじゃないかなと思います」と強い懸念を示した。

最後に松浦は、「真夏に入ってきますと、非常に厳しい暑さの日が増えてくる」「ある意味例年通りの猛暑」とまとめつつ、大雨や台風に対しても「結構注意したほうがいい」と警戒を呼びかけた。記録的な暑さだけでなく、水害リスクにも十分な備えが求められる夏となりそうだ。

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