スペインはオルモ(右)の起用で、初戦よりもプレーのテンポが上がった=ロイター

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 ワールドカップ(W杯)北中米3か国大会は21日(日本時間22日)、1次リーグH組でスペインがサウジアラビアに快勝して勝ち点を4とした。

 J1柏の監督でスペイン出身のリカルド・ロドリゲス氏が試合を解説する。 

スペイン4−0サウジアラビア

 スペインは初戦のカボベルデ戦から先発4人を入れ替えた。ヤマルとバエナの両ウィングが大きく開き、両サイドバックも積極的に攻撃参加したことで初戦よりもプレーのテンポが上がった。オルモはバルセロナでヤマルやペドリとプレーし、互いを深く理解し合っている。彼の起用で攻撃の質は間違いなく上がった。

 2010年W杯を制した頃のスペインは、グアルディオラ氏が率いるバルセロナの選手たちを中心に編成され、不足部分を他クラブの選手が埋めていた。同一クラブゆえに戦術の浸透度が高かった。現在はロドリらがイングランド・プレミアリーグでプレーする。所属先が分散したことで連係の質は下がったかもしれないが、より高い次元で経験を積み、彼らの存在もまたチームのレベルを押し上げている。

 3戦目の相手のウルグアイは、低い位置で守備を固めたカボベルデやサウジアラビアとは違う戦い方をしてくるだろう。マンツーマンで守ってくるかもしれないし、相手は勝利が必要で、指揮するビエルサ監督はアグレッシブな守備を得意とする。これまでとは全く異なる展開が予想され、対抗策を持っておかなければいけない。(スペイン出身、柏監督)