ものを手放そうとしても「もったいない…」と罪悪感を感じていませんか? 「無理に捨てずに使いきったり、別の人に活かしてもらいます」と話すのは、元祖節約主婦として知られ、家事コツに詳しい若松美穂さん(50代)。ただ捨てず、「役に立ててからものを手放す」アイデアを紹介します。

捨てるのが苦手なら「使いきる」のがおすすめ

最近、「もらいものが壊れないから使っている。ただ本当は好きなものを使いたい…」という声を耳にします。たしかに躊躇なく手放せる人もいれば、捨て活が苦手な人もいますよね。私も「ものは大切に・もったいない」気持ちをもつひとりです。

【写真】使い捨ての割り箸&スプーンは調理中にも便利

ただ、ものを持ちすぎると管理が大変ですし、手放すと家や気持ちがすっきりするメリットもあります。持っているだけで“役に立っていない”なら、少しずつ手放す工夫も大切なのでしょう。

1:使い捨てカトラリーは弁当に添える

手放すことに罪悪感のある人は、ただ捨てるのではなく「一度使ってから手放す」「役に立ってもらってからお別れする」のはいかがでしょう。

たとえば、お店でもらってたまりがちな、プラスチックのスプーンやフォーク。基本使い捨てで洗う手間もないので、家事をひとつ減らす便利アイテムに早変わりします。わが家ではお弁当にそえたり、出先でごはんを食べるときに重宝。ドライブ好きなので、車内で食べるときに「あってよかった」と毎度も思いました。

また、食べやすさなら割り箸がエース級。小さなスプーンは、調味料を取り出すときや味見のときにも活躍してくれます。今いらないと思ったものも、視点を変えれば役に立つものに変わりました。

2:乾いたおしぼりやウェットティッシュはふき掃除に

水分が抜けてカピカピになったおしぼりやウェットティッシュ・汗ふきシートなどは、ぬらしてふき掃除のツールにします。汚れが強い場所やものをサッとふくだけなので、気軽に生かせます。それでも使わないのなら、おそらくこの先も使わないはず。気がねなく捨てられるはずです。

3:服や未使用コスメは欲しい人に渡す&寄付する

使わないとわかっていても、手元に残してしまうものもあります。メイク用品や衣類がそのひとつ。フリマアプリが得意な方曰く、コスメはかなりの確率で売れるとおっしゃいます。

私はアプリをしていないので、「売り上げはいらないです」と未使用品を差しあげることに。メイク用品は小さくて送料があまりかからないのも喜ばれるポイントです。

衣類は寄付する手段もあります。定期的に衣類を集めて送っている知り合いがいるので、洗濯をしてからお願いすることもあります。

思い入れのあるものはなかなか捨てがたいもの。無理に手放そうとせず、まずは出したり、使ってみてはいかがでしょう。単に捨てるという方法から、ものの役割をまっとうさせてお別れする方向にもつながるとよいですね。