3Dタブレットの本命は裸眼でYouTubeも3D表示可能! 世界と生活を変える「nubia Pad 3D」の日本登場にも期待したい

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海外で3Dタブレット「nubia Pad 3D」が発表され、一部の国では販売も始まっているという。

3D表示には一般的に専用の眼鏡が必要となるのだが、このタブレットは眼鏡無しで3D表示ができる。
LEIA社の開発したAI 3D技術を使い、nubia Pad 3Dは写真や動画、ゲームを奥行きのある立体表示で見ることができるのだ。


3D表示に対応するnubia Pad 3D


nubia Pad 3Dは高速なSnapdragon 888チップセットを搭載し、12.4インチ2560 x 1600ドットの高精細ディスプレイで3D表示が可能だ。

カメラはフロントに800万画素を2つ搭載。
この2つのカメラがユーザーの目の位置を常にトラッキングし、両目に3Dコンテンツを正しく表示させる。
背面には1600万画素のカメラを2つ搭載し、3D写真や3D動画も撮影可能。
バッテリーは9070mAhと大容量。
クワッドスピーカーを搭載し、迫力ある音声を再生する。

とはいえ3Dタブレットを購入したとしても、3Dコンテンツが無ければただの宝の持ち腐れになってしまう。
そこでnubia Pad 3Dでは、3D撮影可能なカメラを搭載することで、身近なシーンを通常のスマートフォンカメラのように手軽に3Dで記録することができるようになっている。

写真は3Dと2Dが同時に撮影、保存されるので、3Dでは見づらいと思うようなシーンの写真は2Dでも表示ができる。
また撮影後の写真をシェアできるSNSサービス「LeiaPix」アプリも内蔵されている。
「LeiaPix」アプリは、3D写真に特化したSNS。
世界中の風景や日常生活の1シーンなどを3Dで見ることができるのだ。

LEIAは3Dコンテンツこそが3Dタブレット普及には必要と考えており、nubia Pad 3Dには同社が開発した3D関連アプリがほかにも多数プリインストールされている。

その中でもnubia Pad 3Dのキラーアプリと言えるのが「LeiaTube」だ。
これはYouTubeの動画を保存やダウンロードすることなく、ストリーミングで視聴中に自動的に3D表示してくれるアプリだ。

見慣れたYouTube動画を3Dで視聴できるのは全く新しい体験だ。
たとえば自動車のレースやバスケットボールの試合など、動きの激しい動画を3D表示させると、より高い臨場感が得られる。
3Dではちょっと見にくいな、と思った時もワンタッチで2D表示への切り替えも可能なので、YouTubeの動画を3Dで見まくることも可能になるのだ。


YouTube動画もリアルタイムで3D表示する「LeiaTube」アプリ


ほかにも
・3Dゲームなどを配信する「Leia Appstore」
・3Dのサンプルコンテンツを表示できる「LeiaViewer」
・3D映画配信の「LeiaFlix」
によって豊富な3Dコンテンツをほぼ無料で利用できる。
nubia Pad 3Dのユーザーが増えれば配信される3Dコンテンツも増えていくだろうから、今後の展開も大いに期待できる。

このようにエンターテイメント端末として楽しめるnubia Pad 3Dだが、娯楽以外の用途展開にも活用できるだろう。

Zoomとも互換の3Dビデオライブチャットアプリ「LeiaChat」は、オンラインミーティングや遠地の家族とのの会話も3D表示化してくれる。
相手もnubia Pad 3Dを使っていればお互いがまるで目の前にいるような感覚で会話ができるのだ。

このLeiaChatを使えば、遠隔教育の現場でも教師と生徒の間のコミュニケーションがより捗るものになるだろう。
教師が手に持った教材、たとえば人体模型や鉱石などを生徒に見せるときに、3D表示ならばリアリティー感が増す。
あるいは遠隔医療の用としても医師と患者のコミュニケーションがより潤滑になるだろう。


3Dビデオチャットはコミュニケーションを大きく変える


教育用途の応用例は他にもある。たとえばオンライン図鑑を3D化すれば、より理解が深まる。草木や昆虫図鑑などの3D化はすぐに思いつく応用例だ。
ほかにも自動車の整備マニュアルの3D化など、平面ではややわかりにくい写真による説明を立体写真や映像で表示するといった応用も考えられる。

写真から動画へ、そして3D写真・3D動画へとコンテンツがリッチになれば、
それを見るユーザー側の体験もよりリアルなものに近づいていく。
そしてそんなリッチコンテンツを見るのにnubia Pad 3Dのような裸眼表示可能な3Dタブレットは最適な製品なのだ。

nubia Pad 3Dには3D写真をスライドショー表示できる「LeiaFlame」アプリもプリインストールされている。
フォトフレームのように3D写真を次から次へと表示してくれるのだ。ここに3Dで撮影した商品写真を表示すれば、ショップの店頭でお客さんを惹きつける新しいデジタルPOPとしても使えるだろう。

nubia Pad 3Dはこれまで発売されてきた3D表示デバイスよりも3Dコンテンツ表示性能は高く、ようやくスターとラインに立った製品だと言える。

nubia Pad 3Dで実用性が高まったことで、今後3Dコンテンツを作成するクリエイターの数も増えていくだろう。
今までには無かった3Dコンテンツの登場や、新しい3Dタブレットの使い方がnubia Pad 3Dから生まれてくるかもしれない。




執筆 山根康宏