モータースポーツも電動化の準備着々。スバル/STIが2021年のモータースポーツ体制発表。ニュル24hは参戦見送り

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2月22日、株式会社SUBARU/スバルテクニカインターナショナル株式会社(STI)は富士スピードウェイにて今シーズンのスーパーGTシリーズを戦う車両SUBARU BRZ GT300の発表および、2021年のモータースポーツ活動についての概要を発表した。モータースポーツ活動については例年1月に幕張メッセで開催する東京オートサロンで発表されてきたが、開催の中止を受け富士スピードウェイでの発表となった。

なお、スーパーGTシリーズへの参戦車両については別記事をご覧いただきたい。
【新型BRZ GT300マシンを激写! 空力良好な新型ボディで戦闘力アップ! 気になるエンジンは?】

■ニュルブルクリンク24時間レース


●2021年シーズン参戦に向けてテストも行われてきたが…苦渋の決断

スーパーGTシリーズとともにSTIのモータースポーツ活動の中核をなすニュルブルクリンク24時間レースへの参戦だが、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、今年の参戦は見送られた。STI代表取締役社長 平岡泰雄氏によると今シーズンの参戦を目指しマシンの準備に全力進めてきたので参戦の中止は苦渋の決断だったが、一方でこの先状況が変化すれば再度検討する余地を残しているとのことだ。

現状では2年連続での参戦中止となってしまったが、技術の蓄積、人材の育成においてこれからもニュルブルクリンク24時間レースはSTIにとって重要な位置付けに変わりはないと述べた。

なお今年は6月3~6日に開催が予定されている。

■全日本ラリー選手権


●2020年全日本ラリー参戦車両(写真は東京オートサロン2020 新井敏弘車)

全日本ラリー選手権については、JN1クラスにWRX STIで参戦する新井敏弘選手、鎌田卓麻選手、そして昨シーズン同クラスの最年少チャンピオンに輝いた新井大輝選手の3名をサポートする。また、各競技会場でSUBARU特約店から選抜されたメカニックが3名の競技車両のメンテナンスサポートを行う。

■Gazoo Racing 86/BRZレース


●2020年、SUBARU BRZ初のシリーズチャンピオンとなった久保凛太郎選手

トヨタ86、スバルBRZで競われる国内最大級の規模を誇るワンメイクレース「Gazoo Racing 86/BRZレース」ではCG ROBOT RACING TEAMからスバルBRZ RA Racingで参戦する久保凛太郎選手、手塚祐弥選手の2名をサポートする。ちなみに2020シーズン、久保凛太郎選手はこのレースにおいてスバルBRZに初のチャンピオンをもたらしている。なお、全日本ラリー同様各レースにてSUBARU特約店から選抜されたメカニックが競技車両のメンテナンスサポートを行う。

■レーシングマシンの電動化について


●参考:昨年1月に行われたSUBARU技術ミーティング

参戦発表ではSTI代表取締役社長 平岡泰雄氏は自動車の電動化について「モータースポーツが電動化されましても、我々STIはSTIらしさを失わずファンの皆様とのコミュニケーションを大切にし、このコミュニケーションを通じて楽しんでいただきたい。また、これが非常に重要だと考えております」と述べた。

また現在電動化についての準備を着々と進めていると現状を伝えた。

なお、電動化についての具体的な内容、およびそれに伴うガソリンエンジン開発への影響などについては語られなかった。

■2021SUBARU BRZ GT GALS “BREEZE”発表

発表会では今シーズンのスーパーGTレースクイーン「BREEZE」のメンバーが発表された。


●左から平野杏梨さん、須藤セリナさん、あやきいくさん、津田知美さん

〈文=高橋 学 写真=高橋 学/STI〉