写真:YUTAKA/アフロ

 芸能界では非常に珍しい、ロシア好き声優上坂すみれ。上智大学の外国語学部ロシア語学科を卒業し、キリル文字の読み書きやソビエト連邦の国家の暗唱など、さまざまな特技を持っている。

 そんな上坂が、10月8日放送の『サヤエンド〜市川紗椰と語るディープな世界』(TBSラジオ)にて、ロシアにおける “若者のウォッカ離れ” について語っていた。

「やっぱり現地に行かないとわからないことって多いなって思いました。びっくりしたのが、最近のロシアの大学生の方とか、ウォッカを飲まないんですね。若者のウォッカ離れが……ショック!」

 では、ロシアの若者たちはどんな酒を飲んでいたのか。

「ビールとかワインとか、そういうものを。まあ、ワインも美味しいんですけど。ビールも、けっこうバルティカとかロシアビールっていうものがあるんですけど。

 ウォッカを飲んでいたら、『あなた、やめなよ。そんなの!』って。ご年配の方とかはウォッカをいくんですけど」

 そもそも、日本に生まれ育っているにもかかわらず、上坂はなぜウォッカを飲みなれているのか。

「ウォッカを飲まないとロシア人と仲よくなれないと思って、20歳のときにすごく鍛えて(笑)。20歳の誕生日にストリチナヤを飲みました。『これが大人の味か……』って。でも意外と、お水を飲んでいれば大丈夫だって」

 しかし、ロシアではそのチェイサーの水が出てこないそう。

「サハリンに行ったときも、盛大にウォッカを飲んで。チェイサーがベリーのジュースだったんですよね。ベリーのジュースっていっぱい飲めないから、結局ウォッカばっかり飲んで。めちゃくちゃ二日酔いになって、お土産が全然買えないっていうことがありましたね。恐ろしい……」

 ちなみに、「酔っ払うと、すごくみんなのいいところを言って、最終的に倒れる」という上坂。ラジオの生放送中にウォッカを飲み干したこともあるだけに、チェイサーの水も合わせて飲んでほしい。