全遺伝情報(ゲノム)は人類にとって最も価値のあるデータの一つだ。クオンタムバイオシステムズ(大阪市淀川区、本蔵俊彦社長)は、1本のDNAの配列を読み取る1分子DNAシーケンサー(解析装置)を開発する。メチル化など、DNAへの化学修飾状況(エピゲノム)を読み取れ、2021年に試作機の提供を始める。がんや感染症対策、農畜産物の開発など生物を扱う産業を一変させるポテンシャルを持つ。(取材・小寺貴之)