香港で撤去された天安門事件の像、台湾に蘇る 6月4日お披露目へ=資料写真

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(台北中央社)香港大から撤去された天安門事件の犠牲者を追悼するモニュメント「国殤(こくしょう)の柱」が台湾に復元される。同事件発生から33年に当たる6月4日、台北市内の中正紀念堂で開かれる追悼集会でお披露目される。

中国政府が民主化を求める学生らを武力弾圧した同事件。「国殤」は国のために命を落とした人々を指し、デンマークの芸術家が制作した。香港大で20年余りの間、同事件の象徴としてそびえ立っていたが、反体制的な言動を取り締まる香港国家安全維持法(国安法)が施行となり、昨年12月に撤去された。

台北での集会を主導する団体「華人民主書院」などが30日、中正紀念堂で記者会見を開いた。曽建元(そうけんげん)理事長は、元の作者から許可を得て新たな像を制作したと説明。香港が天安門事件を忘れないという思いを台湾が引き継ぐことの象徴だと訴えた。

曽氏は台湾海峡の緊張の高まりにも言及。中国共産党の脅威の下、天安門事件の追悼は世界中の民主主義陣営にとって重要だということを台湾人は意識するべきだと語った。

(李雅雯/編集:楊千慧)