18日、米華字メディア・多維新聞は記事「アフリカ人はなぜ中国人を憎むのか」を掲載した。写真はガーナ共和国の首都アクラ。

写真拡大

2014年1月18日、米華字メディア・多維新聞は記事「アフリカ人はなぜ中国人を憎むのか」を掲載した。以下はその概要。

【その他の写真】

ガーナは南アフリカに次ぐ、アフリカ第二の金生産国だ。香港紙・サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、2005年以降、金を求めてガーナ入りした中国人は約5万人に上るという。その多くが、中国の貧困地域出身者だ。国内で金もうけの方法を持たない彼らは、冒険心を抱き、夢を実現させるべくアフリカに渡った。ガーナ政府は80年代以降、小規模金採掘を禁止した。しかしそこは、ごまかしに長けた中国人。現地政府職員への贈賄などを通じて、違法な金採掘を行っている。

大挙してやってきた中国人は、ガーナ人の仕事を奪い、金を濫掘した。また有害化学物質を採掘に使用し、大量の農地や森林を破壊し、湖や河川、地下水源を汚染した。「中国人は私たちの、そして子どもたちの未来を潰した」と話すガーナ人もいるほどだ。

多くの中国人は、賄賂や違法経営、雑な施工、質の悪い建材を使った手抜き工事、環境破壊、違法雇用、被雇用者に対する権利侵害、不当解雇、密貿易や脱税、通貨偽造など、中国式の経営方式をアフリカに持ち込んだ。アフリカ人の中国人に対するイメージは日増しに悪化。現地の中国人は“黄禍”と呼ばれるようになった。その経済力を背景に、現地の人々の習慣や宗教を無視し、被雇用者を“奴隷”扱いする中国人も少なくない。中国人は“新植民地主義者”のイメージを与えてしまっているのだ。

著名投資家のジョージ・ソロスは次のように述べている。「中国はかつての植民地主義の誤りを繰り返している。かつて植民地主義だった国々は、今ではその非を認め、誤りを正そうとしているというのに」(翻訳・編集/NY)