FIFAワールドカップ2026】スペイン代表 1−0 アルゼンチン代表(日本時間7月20日/ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアム)

【映像】コーナーフラッグが曲がった「蹴り上げ」(実際の様子)

 歓喜のあまりの行動に、SNS上では様々な声が飛び交っている。母国を優勝に導いたスペイン代表のFWフェラン・トーレスの“過激なゴールセレブレーション”が賛否を呼んだ。

 スペイン代表は日本時間7月20日、FIFAワールドカップ2026の決勝でアルゼンチン代表と激突。延長戦にもつれ込む死闘を1ー0で制し、2010年大会以来となる4大会ぶり2度目の戴冠を果たした。同時に、公式戦38試合無敗という世界新記録も樹立している。

 劇的な決勝点が生まれたのは、スコアレスで迎えた延長後半の106分だった。右サイドからDFペドロ・ポロがクロスを上げると、ファーサイドでFWニコ・ウィリアムスが頭で折り返す。これを中央でフリーになっていたフェランが左足のダイレクトボレーで豪快に蹴り込み、待望の先制ゴールを奪った。

 問題のシーンは、この直後に起きた。劇的な一撃に感情を爆発させたフェランは、歓喜の表情を浮かべながら左サイドのコーナー付近へと猛ダッシュ。そして、勢いそのままにコーナーフラッグを思い切り蹴り上げたのだ。キックをもろに受けたフラッグのポールは、根元から地面と平行になるほど「グニャリ」と真横にへし曲がってしまった。目の前でカメラを構えていたカメラマンも、思わず身を引くほどの激しさだった。

「日本だったらイエロー出てるシーンが全部ノーカードだった」

 サッカーにおいてコーナーフラッグを意図的に抜き取ったり、蹴ったり、あるいは小道具にしてパフォーマンスを行なう行為は原則として「反スポーツ的行為」と見なされ、イエローカードの対象となる。しかし、この場面では主審から警告が出されることはなかった。

 この一連の出来事に対し、SNS上では様々な意見が飛び交った。「カメラマンに蹴ったフラッグ当たったやろ」「フラッグ『ワイが何したって言うんや』」「フラッグ壊すな笑」「コーナーフラッグびろんびろん」「コーナーフラッグ可哀想」など、状況を面白がる声や同情する声が相次いだ。なかには「フェラン・トーレスが蹴り飛ばしたフラッグを戻すミケル・メリーノがMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ)です」といった秀逸なコメントも寄せられている。

 一方で、ルール上の観点やマナーについて疑問を呈する声も少なくない。「そういえばフェラン・トーレスがゴール決めた後に喜び爆発してコーナーフラッグを蹴ったけどイエロー出なかったな…」「壊したらダメだよね」「ルール上はイエローだと記憶してますが…」「日本だったらイエロー出てるシーンが全部ノーカードだった」「嬉しいのは解るけど、コーナーフラッグ蹴るのは観ててモヤる」「子供も見てるからやめよう」と、お咎めなしだった判定に対する指摘や、スポーツマンシップを問う声も上がっている。

 大舞台での劇的弾に感極まったゆえの行動ではあったが、思わぬ形で注目を集めるワンシーンとなってしまった。

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