―[すこしドラマになってくれ〜いつだってアウェイな東京の歩き方]― ただ東京で生まれたというだけで何かを期待されるか、どこかを軽蔑されてきた気がする――。そんな小説家カツセマサヒコが“アウェイな東京”に馴染むべくさまざまな店を訪ねては狼狽える冒険エッセイ。今回の舞台は、ニュー新橋ビルの地下にある「喫茶フジ」。“昔っぽく”作られた最新の店が増えるなか、著者が迷い込んだのは、正真正銘くたびれた本物の喫