高須クリニック高須幹弥氏が自身のYouTubeチャンネルで「【ぐるぐる思考】嫌な記憶がぐるぐるしてなかなか消えないときの対処法【反芻思考】」を公開した。動画では、過去の嫌な記憶や失敗が頭の中を巡り続ける「ぐるぐる思考(反芻思考)」のメカニズムと、その効果的な対処法について語っている。

高須氏はまず、ぐるぐる思考について「人間が生存していく上で必要な機能」だと大前提を提示した。過去の失敗を振り返り、次に同じ過ちを繰り返さないために反省することは、個体の生存において有利に働くため、人間に本来備わっている機能だと説明。そのため、無意味なものではないと正しく認識すれば、少し気持ちが楽になると指摘した。

また、この現象が脳の「デフォルトモードネットワーク」と呼ばれる状態で起こりやすいと解説。ぼーっとしている時間に脳が情報を整理し、神経回路を発達させているのだという。しかし、いつまでも解決策を見出せずに嫌な記憶だけが巡り続けると、不快感や落ち込みに繋がると語った。

解決できる問題に対しては、何が悪かったのかを論理的に分析し、次への対策を講じることで思考を終わらせることができると語る。一方で、どうしても解決できない場合や思考が止まらない時について「一番の解決方法は散歩」だと断言。リズム運動である散歩をすることでセロトニンが分泌され、頭がすっきりして論理的に考えられるようになると述べた。

さらに、悔しさをバネにして勉強や筋トレといった「何か努力すること」も有効だと推奨。アドレナリンを出して自分を高める行動に集中することで、ぐるぐる思考を断ち切り、自己成長へと繋げることができるという。

最後に高須氏は、重度の落ち込みやうつ状態の場合は休息や体調管理を優先すべきとしつつも、一般的なぐるぐる思考に対しては運動や努力が効果的だとまとめた。「悔しさをエネルギーにして次のステップに進む」という、実践的なメッセージで締めくくっている。