三重県立子ども心身発達医療センターで、入院中の児童に対し、看護師が不適切な対応を行っていたことが分かりました。

三重県によりますと、問題があったのは県立子ども心身発達医療センターに入院していた小学校高学年の男子児童に対する対応です。

今年1月、児童が自由時間中に興奮した状態となり、大声を出したり机を押したりしたため、看護師が落ち着かせようと対応しました。その際、40代の男性看護師が、児童の右手首をつかみ、臀部が床についた仰向けの状態のまま、廊下を約10メートル引きずって移動させたということです。

児童にけがはありませんでしたが、県は外部からの通報を受けて精神保健福祉法に基づく調査を実施しました。その結果、センター内に設置したカメラの映像などを確認し、「障害者虐待にあたる身体的虐待」と認定しました。

センターは今月17日と24日に、児童本人と保護者に対して説明と謝罪を行ったということです。

三重県は、「被害を受けた児童と保護者、県民の皆さまに深くおわび申し上げる」とコメントしています。