竹田恒泰氏が自身のYouTubeチャンネルで「日本のスターバックスが好調で・・・!アメリカの本社買収したら?」と題した動画を公開した。動画では、業績が悪化するアメリカのスターバックス本体と、好調を維持する日本法人の「日米落差」について、その背景にある構造的な問題を語っている。

竹田氏は日経新聞の記事を引用し、アメリカ本社が業績不振の立て直し策として、利益を出している日本事業部の売却を検討しているというニュースを取り上げた。人口減少が続く日本において、なぜスターバックスが好調なのかという疑問に対し、「アメリカ本社が忘れた創業時の経営理念やスタイルを忠実に守っているからにほかならない」と読み解いた。

竹田氏によれば、現在のアメリカ本社はデジタル化や資本主義経済のスピードが増す中で目先の利益を追求するあまり、従業員の労働環境が悪化しストライキが頻発しているという。一方で、日本のスターバックスは「一杯のコーヒーに対するこだわり」や「サードプレイスという場」を提供するという創業時の理念をしっかりと継承しており、これが独自の「ガラパゴス化」として良い方向に働いていると指摘した。

さらに竹田氏は、かつてアメリカのセブンイレブン本社が没落した際、子会社である日本のセブンイレブンが親会社を買収した事例を提示。「日本のスターバックスが、アメリカ本体を買収しちゃったらいいんじゃないの」と大胆な提言を行った。

最後には、ディズニーランドやケンタッキーフライドチキンを例に挙げ、アメリカ発祥の企業文化であっても、良い面をしっかりと残し昇華させることは本来日本の得意とするところだと総括。「もっと日本は自信を持っていい」と述べ、日本の現場力の高さを称賛して動画を締めくくった。