日本の農村が衰退の一途をたどっている。この状況を変えることはできるのか。龍谷大学教授の大石尚子さんは「イタリアにも農業者の減少や耕作放棄地の増加という課題があるが、農業・農村は元気である」という――。※本稿は、大石尚子『イタリア食紀行 南北1200キロの農山漁村と郷土料理』(中公新書)の一部を再編集したものです。写真=iStock.com/Rawpixel※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Rawpixel■世界初「食」を