2兆円という大型M&A(合併・買収)案件が最終局面を迎える。3月末のクロージングを目指す東芝の半導体子会社「東芝メモリ」の売却だ。ただ東芝のアクティビスト(物言う株主)が売却反対を表明し火種がくすぶる。また手続きが完了しても東芝メモリは、米アップルなど顧客企業が出資に関与するイレギュラーな状態が続く。東芝メモリが“普通の会社”になるまでのハードルは高く、韓国サムスン電子との競争の足かせになりかね