人気脳科学者・茂木健一郎氏が「なにを面白いと思うかに、その人の知性の成長が表れる」と題した動画を公開し、人間の知性と成長における“面白さ”の意義について熱弁した。

茂木氏は「人間の賢さというのは、いろんなところに現れると思うんだけど、何を面白いと思うかということで測れるところも随分ある」と語り、知性は単なる問題解決力だけでなく「新しい面白さを発見し、深めていく能力にこそ、成長の本質がある」と指摘。子供の時は表層的な“面白さ”も、大人になるにつれて「前は面白いとわからなかったことが面白いとわかってくる」と、人が進化していく過程を解説した。

また、「世の中には実は面白さというのが、いろいろ種があって、その種を見つけて育てられるかというのが人間の成長なのかなと思う」と述べ、教育や探究学習においても「何が面白いと思えるのかという視点がすごく重要」と強調。単にレポートが書けることや課題解決だけに知性を求めるのではなく、「面白いと気付くオープンエンドな知性」の大切さを説いた。

印象的なのは、孤独と知性の関係性にも踏み込んだこと。「世の中の面白さ、大切な人が面白いと思うこととは違う面白さを見つけると、人は孤独になるけど」としつつも、「これはブッダが言ってたみたいに、サイの角のように一人歩め、ということなんではないかな」と哲学的なメッセージで締めくくっている。

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