アーセナルが浅野の処遇に怒り? ハノーファーでの今季の起用はもう無しか

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 アーセナルが、ハノーファーでの日本人FW浅野拓磨の処遇について怒りを示しているようだ。イギリス紙『デイリー・ミラー』が4日に報じている。

 浅野は今シーズン、アーセナルからハノーファーに期限付きで移籍している。ここまでリーグ戦13試合とカップ戦2試合に出場している浅野だが、ゴールはカップ戦での1得点にとどまっている。ハノーファーはアーセナルとの契約で、浅野が一定試合数以上プレーした場合は260万ポンド(約3億8000万円)を支払って買い取る義務が課されていて、浅野があと一試合出場すればその条件を満たすため、アーセナルに対して今季浅野を起用を控えたいと伝えたという。

 これに対し、より多く出場機会を与えられるだろうと考えていたアーセナルは浅野への処遇に怒りを示しているようだ。一部報道では、ハノーファーはアーセナルと値下げ交渉を行っており、浅野を買い取る意思が全くないわけではないようだが、その交渉は難航しているという。

 ハノーファーは現在ブンデスリーガで最下位と苦しんでいて、残り7節を残して残留プレーオフ圏である16位シュツットガルトとの勝ち点差は「6」と厳しい状況に立たされている。