準優勝に終わった日本代表(撮影:佐野美紀/PICSPORT)

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日本の完敗です。後半、日本の動きは悪くなかったと思います。プレッシャーをかけて得点も取りました。ですが、この試合のポイントは前半の2失点に尽きます。日本の試合の入りが悪かったという要因もありましたし、カタールの出足、判断の速さが日本を上回ったのに加え、日本の対応は緩いものでした。

たぶん、日本は90分間の戦いだということを意識していたのだと思います。イラン戦のときも前半は0-0で凌ぎ、後半に勝負を仕掛けるという考えだったのではないでしょうか。日程的には日本の中3日に対してカタールは中2日と不利でしたから、後半カタールの動きは悪くなると読んでいたのでしょう。

ところがカタールは前半に全てを賭けました。後半になると足が止まるかもしれないというリスクを忘れたかのように、ボールを奪うと全体で押し上げる、どんどん飛び出していくというプレーを見せていました。

そのカタールとの温度差から日本は後手に回ってしまいました。確かに後半に入るとカタールの足は止まりましたが、先に後手に回ってしまっていた日本に追いつくだけの余力はなかったと思います。また、カタールは偶然日本に勝ったのではありません。韓国にも勝って上がってきているのです。

これで森保ジャパンは初めての敗戦を経験しました。あとはそれをいい方向に結びつけるだけです。何が足りないかはわかりました。アジアのレベルも肌で知りました。簡単には勝てないという危機感はしっかり植え付けられたと思います。

今回の反省を踏まえ、3月の日本代表戦ではまた新しい選手も呼ばれるでしょう。ここからどうチーム作りをするのか楽しみです。