小惑星は頻繁に地球に接近しており、月の公転軌道より内側に入り込む小惑星も頻繁に観測されています。2025年10月1日6時36分(※1)、アメリカのキットピーク国立天文台にある「ボーク望遠鏡」が直径2m前後の小惑星「2025 TF」(旧称C15KM95)を発見しました。観測結果から、2025 TFは発見の約6時間前、同日0時49分に、南極大陸上空を約409kmまで接近・通過していたことが明らかとなりました(※2)。これは観測史上2番目の接近距