アメリカとイランの衝突激化 “ホルムズ海峡封鎖宣言後”も攻撃の応酬
ホルムズ海峡をめぐる対立に端を発するアメリカとイランの衝突が激しくなっています。イラン側が海峡の封鎖を宣言した12日も、新たな攻撃の応酬が報じられています。
イランの革命防衛隊は12日、ホルムズ海峡で無許可の航路を通ろうとした船舶2隻への攻撃を認め、海峡の封鎖を宣言しました。
インド外務省によりますと、1隻にはインド国籍の11人が乗っていて、10人が救出されたものの1人が行方不明だということです。
船舶への攻撃を受け、アメリカ中央軍は11日にイランへの空爆を実施していましたが、12日も、「商船に対するイランの攻撃能力をさらに削るため」として、新たな空爆を始めたと発表しました。
イランメディアによりますと、南部のバンダルアッバスやゲシュム島などで爆発があり、1人が死亡したということです。
トランプ大統領は12日、NBCテレビの取材に応じ、ホルムズ海峡は「開いている」と通航は続いていると主張した上で、船舶を攻撃したイラン側を「邪悪で病的な連中だ」とののしりました。
一方、イランメディアは12日、イランの革命防衛隊がクウェートにあるアメリカ軍の高機動ロケット砲システム「HIMARS」の発射機と弾薬庫を破壊したと報じました。
イランはこれに先立ち、オマーンやカタールにあるアメリカ軍の拠点への攻撃も行ったと発表していて、攻撃の応酬が中東全域に再び広がりつつあります。