2トントラックの土砂を一気に投入…“幼なじみ”を生き埋め殺害か 放火殺人事件の“口封じ”の可能性 700万円借金など金銭トラブルも 広島

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2026年3月、広島・三原市で幼なじみの徳田雅希さん(当時29)を生き埋めにして殺害した疑いが持たれている倉本幹太容疑者(29)が送検され、衝撃的な犯行の全容が徐々に明らかになってきた。

捜査関係者によると、男は事前に掘った穴で作業中だった被害者に、2トントラックに積んでいた土砂を一気にかぶせたとみられている。事件の背景には、多額の借金や金銭トラブルの存在も浮上している。

2トントラックの土砂を一気に…生き埋め殺害か

記者リポート:
午前8時半すぎです。
今、倉本容疑者を乗せたとみられる車両が留置施設から出てきました。こちらから倉本容疑者の
表情や姿を伺うことはできません。

1日午前8時半過ぎ、検察庁に身柄を送られた倉本幹太容疑者(29)。

倉本容疑者は2026年3月、広島・三原市の会社敷地に掘った穴に幼なじみの徳田雅希さん(当時29)を埋めて殺害した疑いが持たれている。

広瀬修一キャスター:
近隣住民によりますと、こちらの敷地で3月に2日ほどかけて重機が作業を行っていたということです。ショベルカーと土を乗せた青いダンプカーがこの場所にあったということです。

さらに、明らかになった犯行手口。
倉本容疑者が事前に会社敷地内で掘った穴で徳田さんが作業していたところに、2トントラックに積んでいた土砂を一気にかぶせたとみられることが捜査関係者への取材で新たに分かった。

広瀬修一キャスター:
防犯カメラがあります。1台、もう1台ありますね。複数台設置されています。
いずれも人や車が出入りする方向に向けられています。

周辺の防犯カメラには、倉本容疑者と徳田さんが事件現場に2人で向かう様子が映っていた一方、立ち去る際に映っていたのは倉本容疑者1人だけだったということだ。

この間に、倉本容疑者が徳田さんを土に埋めたのだろうか。

警察の調べに対し、倉本容疑者は「私はしていません」と、容疑を否認しているということだ。

殺害された徳田さんと倉本容疑者は幼なじみで、写真では、にこやかな笑顔を見せる2人の様子も見られた。

徳田さんの仕事仲間:
(倉本容疑者は)幼なじみ…徳田さんと。
(徳田さんは)明るくて、コミュニケーションも上手な方だった。

「口封じ」が動機か 700万円借金と金銭トラブル

一方で、倉本容疑者は徳田さんに約700万円にも及ぶ多額の借金をしていたことが分かっている。

さらに倉本容疑者と徳田さんは、東広島市の放火殺人事件で“共犯関係”にあったとされている。

その放火殺人事件とは、2026年2月、リフォーム会社社長の川本健一さん(当時49)が自宅で首を刃物で刺されて殺害され、家を燃やされたものだ。

倉本容疑者は川本さんの甥(おい)に当たり、川本さんが経営していた会社の元従業員でもあったという。そして、この放火殺人事件について警察が捜査する過程で徳田さんが容疑者として浮上した。

警察は、共犯関係にあった徳田さんを倉本容疑者が“口封じ”などのため殺害したとみて詳しく調べている。

川本さんが経営するリフォーム会社の従業員だった倉本容疑者は、さまざまな金銭トラブルを抱えていたということだ。

倉本容疑者は、自身が勤務する川本さんの会社や取引先に対し、被害総額1000万円余りに及ぶ詐欺や横領事件で、すでに起訴されている。

その金はギャンブルに費やし、8000万円もの損失を出していたということだ。

警察は東広島市と三原市、2つの事件の背景に金銭トラブルがあった可能性も視野に捜査を進めている。
(「イット!」7月1日放送より)