アラフォー夫婦、洗濯物の「外干し」をやめて暮らしが劇的ラクに。思い込みを手放したら心も軽くなった
毎日の家事のなかでも負担が大きいのが、布団や洗濯物を干す作業。アラフォーで夫とふたり暮らしのESSEonlineライター・小林ユリさんも、長年ベランダ干しを続けていたものの、思いきってやめてみたところ、暮らしと心に大きな変化があったといいます。今回、小林さんが実感している「外干しをしないメリット」について語ります。

「当たり前」だった外干し。正直ちょっと大変だった…

洗濯機のある1階から2階のベランダまで洗濯物を運ぶ作業や、天気・花粉を気にしながらの洗濯に負担を感じていたものの、外干しをしていた頃は「これが普通だ」と思っていました。
とくに負担が大きかったのが、洗濯物の移動。洗濯機のある1階から、干すために2階のベランダへ運ぶ作業は、毎日のこととなると意外と負担が大きいと感じていました。
また、洗濯物の量が多い日には、洗濯カゴを抱えて何度も階段を往復することもあり、今ふり返ると小さな負担が積み重なっていたように思います。
シーツやかけ布団などの大物になると、さらに大変です。「今日は天気がいいから今のうちに洗っておこう」と思う反面、「よし、やるか」と気合いを入れないとなかなか取りかかれませんでした。
さらに、天気に左右されるのも地味なストレスに。急な雨を気にして空模様をチェックしたり、花粉や黄砂が多い日は「今日は外に干したくないな」と迷ったり。洗濯そのものより、「今日はどう干そうかな?」と考え続けることに疲れていた気がします。
洗濯のなかでとくにハードルが高かったのが、かけ布団やコタツ布団などの大物洗いです。洗うだけでもひと苦労なのに、そのあとベランダに運んで干す工程まで考えると、「また今度でいいか」とあと回しになりがちでした。
ベランダでの外干しをやめたきっかけ

花粉が気になる季節の洗濯が、外干しをやめるきっかけになりました。
「今日は外に干したくない。でも洗濯はしたい」そう思って、試しに浴室乾燥機を使ってみたところ、思っていた以上にしっかり乾いたのです。それまで浴室乾燥は、「雨の日だけに使うもの」というイメージがありましたが、実際に使ってみると、わが家にはこれで十分でした。
ちょうどその頃、家事の負担を少しでも減らしたいと感じていたこともあり、「無理に外干ししなくてもいいのでは?」と思うように。そこから少しずつ、ベランダで干す機会が減っていきました。
今では、布団類はほとんど浴室乾燥を活用しています。洗濯が終わったら、そのまま浴室に干せるので移動がとにかくラク。わが家の浴室はそこまで広くありませんが、干し方を工夫すれば、大物もしっかり乾かせます。
また、洗濯機に入りきらない大物については、無理をせずクリーニングに頼るように。
以前は「できるだけ自分でやらなきゃ」と思っていましたが、「全部を自分で抱え込まなくてもいい」と考えるようになったことで、気持ちもかなり軽くなりました。
ベランダでの外干しをやめたきっかけ

布団などの大物の外干しをやめてみて、大きく変わったのは「洗濯のハードル」が下がったことでした。とくにメリットに感じているのは、次の2点です。
●メリット1:身体的な負担が減った
洗濯物を持って階段を上り下りする必要がなくなり、腕や肩、腰への負担がかなり減りました。とくに忙しい日や疲れている日は、この違いを実感します。
以前は、「洗濯か…」と少し身構えていたのですが、今ではそこまで気負わず取りかかれるようになりました。「これくらいならできそう」と思えるだけで、家事への気持ちもずいぶん変わるものです。
●メリット2:天気を気にしなくてよくなった
もうひとつ大きかったのが、天気にふり回されなくなったことです。急な雨を心配して外出先からあわてて帰ることもなく、花粉や黄砂を気にして、予定を変えることもなくなりました。
「晴れているから今日洗わなきゃ」ではなく、「洗いたいときに洗える」。それだけで、気持ちにかなり余裕が生まれた気がします。
筆者は自宅で仕事をすることが多いのですが、以前よりも落ち着いて仕事に向き合えるようになったことも、嬉しい変化でした。
「こうあるべき」を手放したら、家事がラクになった

これまで当たり前だと思っていた外干しですが、やめてみて初めて、「必ずしも必要ではなかったんだ」と気づきました。
もちろん、太陽の光で干した布団の気持ちよさや、外干しならではのよさもあります。しかし、自分にとって負担になっているのであれば、無理に続けなくてもいいのかもしれません。
家事は作業そのものだけではなく、「気にかけ続けること」も意外と負担なんですよね。外干しをやめたことで、その小さなストレスから解放されたように感じています。
少しやり方を変えるだけで、毎日の家事はぐっとラクになります。「こうしなければならない」と思い込まず、そのときどきの暮らしに合ったやり方を選んでいい。今回の経験をとおして、そんなふうに考えられるようになりました。
