Image: Google

AI画像生成はGoogleの独壇場な感じが。

2026年2月27日、Googleが新しい画像生成AI「Nano Banana 2」をリリースしました。本日からGeminiアプリなどから利用できるようになるとしています(反映に時間差がある可能性があります)。

Nano Bananaシリーズは評判が高い画像生成AIで、その最新版であるNano Banana 2は「世界の知識」を活用できるのが最大の特徴です。要はより正確な画像を生成できるようになっています。また、生成速度も上昇していて「ライトニングファースト」だそう。

作例がかなりすごいです。

ネットから最新情報&画像を取得して高精度な生成を行う

特徴となっている「世界の知識」(ワールド・ナレッジ)は新技術で、「Geminiが必要に応じてウェブ検索を行い、リアルタイムの情報と画像を取得。それを利用して画像生成が行える」といったものです。

Google CEOのスンダー・ピチャイ氏のXへの投稿やオフィシャルのリリース文を見るかぎりでは、「Nano Banana 2」の本体はGemini 3.1 Flash Imageという名前の画像生成AIで、Geminiとそのウェブ検索機能と連携する機能を備えている、という感じのよう。2つのAIを組み合わせて性能アップを実現しています。

以下のポストで紹介されている映像を見ると、かなり高速に、とてもリアルな画像を生成しています。窓の外の街並みやビーチ、峡谷の描写は「AIくささ」がかなり軽減されていて、より写真に近づいた感があります。

高画質かつ多数の人物・物体を一貫して描写できる

Nano Banana 2は2K(2048ピクセル×1080ピクセル)・4K(3840ピクセル×2160ピクセル)で画像を生成できます。これはスマホやPCで見るには十分すぎるほどの高解像度です。

加えて、1回のワークフロー内で画像に登場させる人物は最大5人まで、物体は最大14個まで、同じ見た目をキープできます。これは公式の以下の例を見ると、どういうことかわかりやすいです。設定画を用意したキャラクターは、その通りに生成でき、しかもその数が多いということ。連作イラストやマンガはより制作しやすくなったはずです。

この数のキャラクター・小物を一貫して描いてるのはすんごい
Image: Google

非常に高性能な一方、「ネットの画像を検索して参照する」という設計には注意が必要だと感じます。

画像生成AIは参照元に似た出力を行うことがあり、部分的な類似が生じる可能性は否定できないと思います。Nano Banana 2はSynthIDでAI生成であることを示すものの、類似性の問題そのものを解決するわけではありません。C2PA Content Credentialsと連携し来歴を示すのはいいのですが、任意付与なんですよね。トラブルを完全に防げるとは言い切れないように見えます。

ほかの人の著作物と混じっちゃったらいろいろ良くないことになるでしょう。きっちり対策されてたらいいのですが。

Google (1, 2)

ChatGPTが超進化。「Nano Banana級の画像生成」が備わり最強に見える【GPT Image 1.5】

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