「佐賀新聞社長、中尾清一郎さんに いわゆる『外国人問題』についてうかがう」と題した動画で、佐賀新聞社長・中尾清一郎氏と脳科学者の茂木健一郎氏が、参議院選の大きな争点となった外国人問題について語り合った。

動画では中尾氏が、「日本人の外国人比率は先進国の中でずば抜けて低い」と現状を分析した上で、「今のままが大切なんだということと、もう少し共生を進めなきゃいけないという両方の考え方がある」と冷静な二分論を示す。一方で、中尾氏は日本でインバウンドに対しマナーの悪さを懸念する声や、特定都市で外国人比率が高まりヘイトが生まれている状況にも言及。しかし、「それは本当に一つの極端な例」であり、「介護人材を考えたら、僕も一応施設をやってるので、障害者の人とかお年寄りの介護にも外国の人絶対に必要です」と現場目線で指摘する。

現在、ミャンマーやネパールといった国からの人材が日本で働いているものの、将来的には「彼らもやっぱりこれから途上国から先進国に変わっていく。日本が魅力的な稼ぎ先じゃなくなってくる」と見通しを語る。いよいよ日本は「日本人のお年寄りを少ない若者で支える社会になっていくことを覚悟しなきゃいけない時」に直面しており、「外国人に冷たい社会であることは自分の首を絞めることになる」と警鐘を鳴らした。

最後に、中尾氏は「冷静な判断の一つの材料として、好き嫌いとか目障りだとかそういうことではなくて、あなたも介護を受ける立場になるんだということをどこか頭の隅に置いておいていただきたい」と呼びかけ、動画を締めくくった。

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