元・TOKYO PRO Market上場、SaaS型店舗管理システム事業を行っていたイー・カムトゥルー(北海道)が破産
(株)イー・カムトゥルー(TDB企業コード:010647971、資本金1億6594万円、札幌市中央区大通西1-14-2、代表上田正巳氏)は、3月7日に札幌地裁より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人には、政池裕一弁護士(政池・飯田法律事務所、札幌市中央区大通西13-4-161、電話011-213-0016)が選任されている。財産状況報告集会期日は6月25日午後4時。
当社は、2000年(平成12年)5月に設立された。情報技術の導入を支援するベンチャー企業として、2003年に飲食店を主体としたサービス事業者向けにSaaS型企業ポータル「Win-Board.biz(ウィンボードビズ)」の提供を開始。同サービスは相応の技術的評価を得て、2014年10月には東京証券取引所が運営するプロ投資家向け市場の「TOKYO PRO Market」に株式を上場し、北海道内初の同市場への上場を果たしていた。
主力のSaaS型店舗管理システム事業は、多店舗展開を図る事業者向けに店舗のPOSレジ・パソコン・バーコードリーダー等を利用し、出退勤情報・売上情報・受発注情報などの店舗システムで発生した各種情報データを当社データセンターで受信し、店舗運営本部のデータベースへと展開。利用者はインターネット経由で当社データセンターにアクセスすることでこれらのシステムを利用できるようになっていた。飲食店を中心に小売店やサービス業など導入店舗数を増やし、コロナ禍前の2019年12月期には年収入高約4億3800万円を計上。その後も、新バージョンにリニューアルし、2020年8月にはサービス名を「Win- Board」から「れすだく」に変更するなどしていた。
しかしこの間、新型コロナ感染拡大の影響を受け、顧客店舗企業の営業自粛に伴いシステム料金の減免要請を受けたことや新規受注の減少などにより収入は伸び悩んでいた。厳しい運営を強いられるなか、2021年8月に上場を廃止した後、2024年2月6日に会社分割により新設された(株)イー・クラウドサービス(TDB企業コード:602066572、札幌市)にSaaS事業を承継するなど動向が注目されていた。
負債は2022年12月期末時点で約5億円だが、その後、変動している可能性がある。
なお、SaaS事業を承継した(株)イー・クラウドサービスは、その後2024年9月30日に(株)fonfun(TDB企業コード:987598205、東証スタンダード上場)に合併し解散している。
破産管財人には、政池裕一弁護士(政池・飯田法律事務所、札幌市中央区大通西13-4-161、電話011-213-0016)が選任されている。財産状況報告集会期日は6月25日午後4時。
主力のSaaS型店舗管理システム事業は、多店舗展開を図る事業者向けに店舗のPOSレジ・パソコン・バーコードリーダー等を利用し、出退勤情報・売上情報・受発注情報などの店舗システムで発生した各種情報データを当社データセンターで受信し、店舗運営本部のデータベースへと展開。利用者はインターネット経由で当社データセンターにアクセスすることでこれらのシステムを利用できるようになっていた。飲食店を中心に小売店やサービス業など導入店舗数を増やし、コロナ禍前の2019年12月期には年収入高約4億3800万円を計上。その後も、新バージョンにリニューアルし、2020年8月にはサービス名を「Win- Board」から「れすだく」に変更するなどしていた。
しかしこの間、新型コロナ感染拡大の影響を受け、顧客店舗企業の営業自粛に伴いシステム料金の減免要請を受けたことや新規受注の減少などにより収入は伸び悩んでいた。厳しい運営を強いられるなか、2021年8月に上場を廃止した後、2024年2月6日に会社分割により新設された(株)イー・クラウドサービス(TDB企業コード:602066572、札幌市)にSaaS事業を承継するなど動向が注目されていた。
負債は2022年12月期末時点で約5億円だが、その後、変動している可能性がある。
なお、SaaS事業を承継した(株)イー・クラウドサービスは、その後2024年9月30日に(株)fonfun(TDB企業コード:987598205、東証スタンダード上場)に合併し解散している。
