台東知本湿地で火災 環境団体は生態系への影響懸念/台湾
雑草が燃えて起きた火事で、空気が乾燥していた上、風も強かったため広範囲に燃え広がった。同県消防局は火災の原因を調べている。同局によれば、焼失面積は約6ヘクタールに及ぶとみられる。
荒野保護協会の蘇雅婷さんによれば、湿地にはコウライキジやコウライウグイス、タイワンガビチョウなど台湾で絶滅が危ぶまれる鳥類が生息しており、同団体らは2018年から調査を続けてきた。コウライキジは今年196羽確認され、調査開始以来最多を記録していた。
蘇さんは、鳥類にはひなを守ろうとする習性があることに言及。この習性が悲劇を招くとの懸念を示し、希少種が火災で死んでしまえば、局所的な絶滅という結果につながる恐れもあると語った。
(李先鳳/編集:楊千慧)
