DLSS
NVIDIA

ここ数日、半導体メーカーのNVIDIAにサイバー攻撃が発生していると報じられていました。それに伴い、同社の超解像技術であるDLSSのソースコードが流出し、ファイルリストのスクリーンショットが送られてきた(実際の画像あり)という証言もあります。

そのソースコードを分析した結果から、任天堂の次世代ゲーム機がレイトレーシングおよびDLSSに対応する可能性が浮上しています。

なぜ、NVIDIAからの情報流出と任天堂の次世代ゲーム機が結びつけられているのか。そのきっかけは、DLSS関連ソースコードの中に「NVN2」なるグラフィックスAPIへの言及が発見されたことです。

そして「NVN」とは、任天堂がNintendo SwitchのためにNVIDIAと共同開発したAPIの名前です。つまり「NVN2」は、次世代スイッチ向けのAPIであると強く推測されているわけです。

さらに流出ファイルを分析した複数のユーザーが、NVN2 APIはNVIDIAのAmpere GPUアーキテクチャで動作するように設計されており、レイトレーシングとDLSS 2.2(『Cyberpunk 2077』にも使用)の両方をサポートしていることを発見したと報告しています。

より興味深いのは、ソースコード内に「T234/T239」なるSoCへの言及があると指摘されていることです。

これら2つは2021年半ばにスイッチの後継モデル、いわゆるNintendo Switch Pro(仮)への搭載が噂されていたプロセッサです。また、同時期にスイッチProはDLSSに対応するとささやく声もありました。

もし仮に流出したソースコードが本物であり、実際にスイッチProないしスイッチ2が開発されていたとしても、そのままの仕様で発売される保証はどこにもありません。また初代スイッチあるいは有機ELモデルの売れ行きが衰えを見せないため、結局はお蔵入りになった可能性も否定できないでしょう。

任天堂の古川社長は、スイッチが発売から5年目を迎えるにあたり「ライフサイクルはまだ中盤」と語っていたことがあります。いかなる家庭用ゲーム機も世代交代は避けられないとしても、任天堂がその気になれば後継モデルは5年後もあり得るということで、正式発表を気長に待ちたいところです。

Source:Nikki(Twitter),kopite7kimi(Twitter)

via:Wccftech