サッカー王国ブラジルで進むサッカー離れ 36%が「関心なし」
ワールドカップ最多5回の優勝を誇り、「サッカー王国」として知られるブラジル。そのブラジルで今、サッカー人気が低下傾向にあるという。
『Datafolha』はワールドカップ後、16歳以上のブラジル国民2004人を対象にした調査を実施。調査の結果、全体の64%がサッカーに対して「関心がある」と答え、そのうち「非常に興味がある」は28%、「ある程度興味がある」は35%だった。
一方で「サッカーに関心がない」と答えたのは36%。3年前に実施した調査では「関心がある」と答えた割合は72%で「関心がない」と答えた割合は28%だった。現在も国民の大多数がサッカーに関心を寄せ続けているものの、前回調査と比べて関心層は減少し、サッカー人気に陰りが見え始めていることがうかがえる。
ブラジルは近年のワールドカップで思うような成績を残していない。優勝した2002年大会以降、優勝から遠ざかり、ベスト8敗退が4回、自国開催だった2014年大会ではベスト4止まり。そして今大会もラウンド16でノルウェーに敗れ大会から姿を消した。こうした代表チームの低迷も、サッカー人気低下の一因とみられている。
なお、来年6月には女子ワールドカップがブラジルで開催される。ブラジルサッカー連盟(CBF)は、この大会が国民のサッカーへの関心を高める可能性があると期待しており、大会の開催について、CBFの会長サミル・シャウド氏は、「今回のワールドカップは、(ブラジル国民が)サッカーへの興味を再び高める機会となるだろう」と述べた。

