【W杯】イングランド 60年ぶりVの夢散…宿敵アルゼンチンに“勝利目前”から悪夢の逆転負け
◇W杯北中米大会準決勝 イングランド 1―2 アルゼンチン(2026年7月15日 アトランタ)
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会は15日(日本時間16日)、準決勝残り1試合が行われ、イングランド(FIFAランク4位)が前回王者アルゼンチン(同3位)に1―2と敗戦。1点リードし“勝利目前”とした後半40分からわずか7分間で2失点して悪夢の逆転負け。数々の名勝負を生んできた“因縁対決”に敗れ、60年ぶり優勝への夢が散った。18日(同19日)の3位決定戦ではFWエムバペ擁するフランス(同2位)と激突することになった。
60年ぶり2度目の優勝を目指すイングランドは準々決勝ノルウェー戦から先発メンバー3人を変更。そのノルウェー戦で決勝点に繋がるミドルシュートを放ったMFロジャーズ(アストンビラ)をスタメン起用。FWメッシと対峙する左サイドバックにはDFスペンス(トットナム)が入った。
86年大会でのマラドーナの「神の手」をはじめ、過去に数々の因縁が生まれた対決とあって立ち上がりから激しいぶつかり合い。前半32分まで互いにシュート0本という一進一退の攻防が続き、0―0のまま後半へ折り返すことになった。
すると後半10分に待望の先制ゴール。FWケーン(Bミュンヘン)が起点となって右サイドのロジャーズが低い弾道のクロスを入れると、ファーサイドに飛び込んだFWゴードン(ニューカッスル)が右足で押し込みイレブンは歓喜。この日も試合観戦に訪れた元イングランド代表ベッカム氏も隣のヴィクトリア夫人と抱き合って喜び、大きなガッツポーズを見せた。
リードを奪うと同13分、ピンチを迎えたがスペンスが猛烈なスピードで戻ってきて決死のタックル。エリア内に進入したFWシメオネの突破を見事に止めて雄叫び。同24分にはFWニコ・ゴンサレスの至近距離からのヘディングシュートを守護神GKピックフォード(エバートン)がファインセーブ。
その後アルゼンチンの猛攻を受けると同40分、FWメッシからのパスを受けたMFエンソ・フェルナンデスに右足での豪快ミドルを決められ失点。土壇場で同点に追いつかれてしまった。
さらに同アディショナルタイムにもFWメッシの絶妙アシストからFWマルティネスに決勝弾を許し、まさかの逆転負け。60年ぶり優勝への道が断たれてしまった。

