バロガンが異例の裁定を巡る騒動について言及した。(C)Getty Images

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 異例の裁定を巡る騒動について、本人が率直な思いを明かした。

 開催国アメリカ代表のFWフォラリン・バロガンが、自身の出場停止処分を巡る一連の騒動について語ったと、米国の大手メディア『ESPN』が報じた。

 バロガンは、現地7月2日に行なわれた北中米ワールドカップのラウンド32、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦(2−0)で45分に先制ゴールを奪った。しかし64分、相手DFタリク・ムハレモビッチへのプレーで一発退場。当初は次戦の出場停止が確実とみられていた。

 ところがFIFA(国際サッカー連盟)の懲戒委員会は、1試合の出場停止処分を1年間猶予する異例の判断を下し、バロガンはベルギーとのラウンド16に出場。この裁定は世界中で大きな議論を呼び、ドナルド・トランプ米大統領が自身の介入を認めたこともあって、さらなる波紋を広げた。

 同メディアによればそんな騒動の中心となったバロガンは、米放送局『CBS』のインタビューで率直な胸中を明かしている。

「最初はチームに戻ってこられて嬉しかったよ。でも冷静になって少し考えてみると、これが大きな論争を巻き起こすだろうと分かっていた。そして、これは非常に異例な出来事なので、チームメイトの中にも少し緊張している様子が見て取れた」
 
 周囲の大きな注目は、選手たちにも少なからず影響を与えていたようだ。

「でも試合が近づくにつれて、できる限り集中しようと努めた。難しかったけどね。周りの雑音が多くて、それを避けるのは大変だった」

 一方で、チームメイトの支えには感謝しているという。

「それは私にどうにかできることではなかった。不運な状況だったけど、彼らのおかげで自信を持つことができたんだ」

 また、退場処分そのものについても、自身の考えは変わっていない。25歳FWは、「ショックだった。タックルですらなかったんだ。すごくショックを受けていた。私の反応で分かったと思うが、退場の判定を受け入れて、チームのために尽くすしかない状況だった」と振り返った。

 さらに、「故意ではない行為はレッドカードになるべきではない。あれはただ不運な状況だったし、必要以上にプレッシャーをチームにかけてしまったと思う」と主張。騒動の渦中に置かれた本人は、自らのプレーが故意ではなかったとの認識を改めて強調するとともに、一連の騒動がチームへ与えた影響についても率直に言及した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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