FIFAワールドカップの裏で「サッカー観戦に15万円?」「夫だけマンマミーア」「選ばれない息子」

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FIFAワールドカップで、世間のサッカーへの情熱はますます高まっていますね。家族で応援を楽しむ人もいれば、競技に打ち込む子どもの姿に夢を重ねる人もいるでしょう。しかしサッカーは、ときに家族の価値観や本音を浮き彫りにすることもあります。

エピソード1:<サッカー観戦に15万円!?>「オレが稼いだ金だから」はい、イエローカード!

サキコ(仮名)さん一家は、夫と小学生の息子との3人暮らしです。ある日、夫はサッカーの大きな大会を現地観戦するため、交通費や宿泊費を含めて約15万円をつかう計画を立てたのです。



しかし家計には余裕がなく、息子の習い事であるサッカー費用については「高い」と不満を口にしていた夫。その一方で自分の趣味には大金をつかおうとする姿勢に、サキコさんは納得できませんでした。



さらに夫は自分の娯楽を優先させ、サキコさんに「食費を削れ」と責めるようになります。話し合いを試みても聞く耳を持たず、夫婦の溝は深まるばかり。家族全体のことよりも自分の楽しみを優先する夫に対し、サキコさんは限界を感じはじめるのでした。

エピソード2:<家族よりサッカー夫>休日は自分優先で呆れる妻と子どもたち

チグサ(仮名)さんは会社員の夫とふたりの幼い子どもを育てながら、パート勤務をしています。近頃の悩みは、夫の休日の過ごし方でした。夫はサッカー仲間との集まりや飲み会を優先し、休日のほとんどを家の外で過ごしています。育児や家事はチグサさん任せで、家族との時間を大切にしているようには思えません。なんということでしょう。



そんななか、チグサさんにも久しぶりに友人との予定ができました。夫に子どもたちのお世話をお願いしようとしたところ、「子どもを連れて行けばいい」と言ってきたのです。自分は自由に出かける一方で、チグサさんには同じ自由を認めない姿勢に不満は爆発寸前でした。



夫婦で役割を分担するはずの家庭において、一方だけが負担を抱え続ける現実。チグサさんは夫に現状を理解してもらうため、ある行動に出ることを決意します。

エピソード3:<レギュラーに選ばれない息子>「悔しくないの?」親が抱えた複雑な感情

ナナコ(仮名)さんの息子は、小学1年生からサッカーのクラブチームに所属しています。低学年のころは仲間たちと楽しくプレーしていましたが、学年が上がるにつれて実力差が目立つようになりました。現在は試合に出場する機会が少なく、ベンチに座ることがほとんどです。



同級生たちが自主練習に励みレギュラーとして活躍する一方で、息子は練習のない日にはゲームや動画を楽しんでいます。その姿を見るたびに、ナナコさんは複雑な気持ちになっていました。「もっと努力すればいいのに」「悔しくないのだろうか」。そんな思いから、つい他の子と比較するような言葉をかけてしまいます。



しかし夫は「本人が楽しければそれでいい」という考え方。親として何を優先すべきなのか、ナナコさんの心は揺れ続けます。そんなとき会社の先輩に話を聞いてもらい、ナナコさんはあることに気づくのです。

サッカーが教えてくれるチームの難しさ

FIFAワールドカップでは、選手たちが同じ目標に向かって力を合わせる姿が人々を魅了します。しかし家庭という小さなチームでは、価値観や立場の違いから思うように連携できないこともあるでしょう。だからこそ、家族同士の対話が欠かせないのかもしれません。サッカーの熱狂に沸く今、あらためて「家族というチーム」のあり方を考えてみたいものですね。

 編集・あいぼん